網入りガラスは名前の通りガラスの中に針金のようなワイヤーが網状に入っているガラスです。
透明板ガラスや
くもりガラスと共に網入りガラスは店舗や住宅にもよく使われるポピュラーなガラスの一つです。
熱によるガラス割れや通常の破損時にガラスの破片がワイヤーが網状に入っている事によって骨組みの役目をしてくれて脱落を防いでくれ、ガラスが割れても面を保持する効果があります。
結果ガラスの破片が床面に落ちづらい事で火災時に炎から避難する際に身を守ってくれたり、足元の怪我などを防ぐ事が出来る、それが網入りガラスです。
その性質上、住宅やビルなど建物の環境によって
消防法(防火設備について旭硝子参考)で決められた必要な場所に設置される窓には安全性を考慮され、この網入りガラスを取り付けなければならないという事が決められています。
ワイヤガラスの種類としては網入りガラスに、クロスワイヤー(縦横に交差)・ヒシワイヤー(斜めに交差する菱型)があり、またプロテックス.ユニワイヤーと呼ばれる線が交差せず、並行に並ぶデザイン要素を持つガラスなどのタイプが御座います。
網入りガラスは
型ガラスタイプや
防犯ガラスのような合わせガラスタイプもあり(※網入りガラス単体ではセキュリティ効果はほとんどありません、ご注意ください)、また、
複層ガラスに組み合わされて使用されています。
ガラス修理のご依頼時に
交換したい種類や厚さをガラス屋へお伝え下さい。